-
國文學 解釈と教材の研究 1993年1月号 没後四十年「斎藤茂吉」特集
¥1,100
學燈社 188頁 本文に若干のよれ 奥付に蔵書印 吉本隆明、塚本邦雄、岡井隆、菱川善夫、高野公彦、安森敏隆、岡野弘彦、本林勝夫、藤岡武雄ほか執筆。
-
安森敏隆『斎藤茂吉幻想論』
¥1,650
桜楓社 1978年3月 初版 A5判297頁 函に経年やけ 本冊良好 「私は塚本短歌および私自身の作歌方法の中に未来の歌学を措定し、それでもって茂吉を撃つというパースペクティブを常に茂吉とのズレの中でこころがけてきたつもりである」(跋文より)
-
吉田漱『『白き山』全注釈』
¥2,750
短歌新聞社 1998年5月再版 B6判452頁 函・本冊とも良好 『白き山』850首を注釈した労作。「『白き山』概論」、地図・図版13点、写真21点を収録。
-
森岡貞香『九夜八日』
¥1,540
SOLD OUT
砂子屋書房 2010年1月初版 四六判255頁 帯・カバー・本冊とも良好 鉛筆で若干の書き込みあり 第9歌集(遺歌集)。 花殻が地面に戰ぐはいつまでか百日紅といふはいきさつ
-
森岡貞香『少時』
¥1,200
砂子屋書房 2010年8月初版 四六判255頁 帯・カバー・本冊とも良好 鉛筆で若干の書き込みあり 第10歌集(遺歌集)。 薔薇の實のいまだ靑きの散りぼふを片方の眼に見ぬなほ散りぼふを
-
森岡貞香(監修)『女性短歌評論年表』
¥770
砂子屋書房 2008年12月初版 四六判148頁 カバー・本冊とも良好 1945~2001年の女性による短歌の評論、歌集・歌書を年表として一覧化。編集=秋山佐和子・今井恵子・川野里子・佐伯裕子・西村美佐子・花山多佳子
-
古泉千樫『靑牛集』
¥2,970
改造社 1933(昭和8)年2月初版 B6判464頁 函に経年やけ、傷み。本冊良好、天に金泥塗布、巻末に蔵書印複数あり。 秋の空ふかみゆくらし瓶にさす草稗の穂のさびたる見れば
-
森鷗外『うた日記』
¥880
ほるぷ 1981年12月初版 B6判487頁 巻頭近く20頁ほどに赤線、書き込みあり 他は函・本冊ともに良好 日本近代文学館による「名著復刻 詩歌文学館」の一冊。
-
落合直文『萩之家歌集』
¥3,960
明治書院 1906(明治39)年6月初版 B6判364頁 函の底部に裂け、蔵書印。本冊良好。小口と天に金泥塗布。 与謝野鉄幹、金子薫園、尾上柴舟らを育て、近代短歌の源流となった落合直文の没後に刊行。 鯉にとて投げ入れし麩の力にもたちわかれたる浮草の花
-
不二歌道会『和歌・漢詩 明治維新百人一首』
¥550
不二歌道会 1967年3月 3版 新書判185頁 明治維新百年祭の奉祝記念事業として和歌100首、漢詩100篇を編纂。 上衣はさもあらばあれ敷島の大和にしきを心にぞきる 西郷隆盛
-
玉城徹『左岸だより』
¥77,000
短歌新聞社 2010年12月 初版 A5判1281頁 表紙・本冊とも良好 美本 最晩年の著者が亡くなる3ヵ月前まで不定期で発行し続けた冊子「左岸だより」全70回を収める。
-
五島美代子『新輯 母の歌集』
¥6,380
白玉書房 1957年9月 初版 四六判235頁 カバー・帯こすれ パラフィン紙破れ 本冊経年良好 石黒清介宛署名入り 空が美しいだけでも生きてゐられると 子に言ひし日ありき 子の在りし日に 著者は「女人短歌」の中心的存在として活躍した。読売文学賞受賞歌集。
-
塚本邦雄『日本人靈歌』
¥27,500
四季書房 1958年10月 初版 四六判158頁 経年やけ・しみ 表見返しに剝し痕 本冊経年良好 日本脱出したし 皇帝ペンギンも皇帝ペンギン飼育係りも この巻頭歌をはじめ、塚本の評価を不動のものとした第3歌集。
-
長澤一作『松心火』
¥4,620
四季書房 1959年9月 初版 四六判174頁 カバー小破れ・経年やけ 本冊良好 歌・署名入り 宵はやき路上に松の心を燃す赤き炎を歩みつつ見し 佐藤佐太郎の選を経た第1歌集。歩道叢書第14篇。
-
玉城徹『樛木』
¥13,200
短歌新聞社 1972年5月 初版 四六判298頁 函に経年やけ 帯なし 本冊良好 夕ぐれのプラハの街を足ばやに役所より帰るフランツ・カフカ 読売文学賞受賞の第2歌集。
-
山中智恵子『青章』
¥2,750
国文社 1978年8月 初版 A5判224頁 函の背に経年やけ・角こすれ 帯に破れ 本冊良好 星空のはたてより木の葉降りしきり夢にも人の立ちつくすかな 前衛短歌運動に参画し、「現代の巫女」と呼ばれた著者の第5歌集。
-
草柳繁一『胡麻よ、ひらけ』
¥4,400
伊麻書房 1978年12月 初版 四六判178頁 カバー・本冊とも良好 美本 胡麻よひらけ胡麻よひらけといふ声の低き呪言の今宵きこゆる 岡部桂一郎らと「泥の会」を結成した著者が唯一遺した幻の歌集。
-
築地正子『花綵列島』
¥9,680
雁書館 1979年11月 初版 四六判210頁 カバーに経年やけ・しみ 本冊経年良好 わたくしの絶対とするかなしみも素甕に満たす水のごときか 60歳目前で刊行された鮮烈な第1歌集。
-
島田修二『渚の日日』
¥4,400
花神社 1983年9月 初版 四六判289頁 函の口にしみ 帯こすれ 本冊ところどころ鉛筆の書き込みあり サラリーの語源を塩と知りしより幾程かすがしく過ぎし日日はや 迢空賞受賞の第4歌集。
-
齋藤史『風翩翻』
¥2,200
不識書院 2000年12月 初版 A5判203頁 函・本冊とも良好 風翩翻 はるか虚空にうたふらし わがみづうみのはつか彩ふは 91歳で上梓した著者第11歌集。
-
久保田正文『現代短歌の世界』
¥990
新潮社 1972年3月 初版 ビニールカバー付き 経年やけ 本冊良好 明治期~昭和期の歌人24人の作品の鑑賞と批評を通じて「偶像破壊」を行った禁断の書。
-
清部千鶴子『孤高の歌人 片山廣子』
¥5,500
短歌新聞社 2000年9月 3刷 四六判172頁 帯に若干すれ パラフィン紙なし 函・本冊とも良好 堀辰雄「聖家族」のモデルとなった孤高の歌人の生涯をフィクションを排して描く。
-
吉本隆明『良寛』
¥2,200
春秋社 1992年2月 2刷 新品同様 詩人の感性と僧侶の理念の狭間に生きた良寛の両義性を鋭く抉りだす。『最後の親鸞』に続く仏教論の新たな展開。
-
山崎方代『こおろぎ』
¥5,500
短歌新聞社 1980年11月 初版 四六判 カバー・表紙に破れ・汚れ 本冊良好 遠方より友来たりけり目隠しをして鶏小屋の鶏を選べり